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蕨市市制施行50周年記念式典 蕨市長式辞

最終更新日:2009年11月2日

蕨市市制施行50周年記念式典 式辞 平成21年11月1日

 

みなさん、おはようございます。蕨市長の頼高英雄でございます。主催者を代表いたしまして、式辞を申し上げます。

本日、ここに蕨市市制施行50周年記念式典を開催いたしましたところ、埼玉県知事・上田清司様をはじめとするご来賓の皆様、そして、今日の蕨を築きあげる上で多大なるご貢献をいただきました多くの市民の皆様のご臨席を賜り、このように盛大に開催できますことを、心から感謝申し上げます。

また、本日は、30年以上にわたり、姉妹都市、友好都市として、交流が続いてまいりました、アメリカ合衆国エルドラド郡、ドイツ連邦共和国リンデン市からも多くの皆様にお越しいただきました。リンデン市からは、世界吹奏楽コンクールで優秀な成績を収めていますマーチングバンド「ミュージックコープス」の皆さんにもお越しいただいており、後ほど、素晴らしい演奏を聞かせていただける事になっています。蕨の50周年のために遠路はるばるお越しいただきました、エルドラド、リンデンの皆様に歓迎と感謝を申し上げる次第であります。

さて、蕨市は本年、市制施行50周年という記念すべき年を迎えることができました。ご承知の通り、蕨市は、大変、歴史と伝統のあるまちです。

江戸時代には中山道の宿場町として栄え、機織の町として発展し、明治22年、今から120年前には、蕨宿と塚越村が合併して蕨町となり、今の広さとなりました。

先の大戦では、蕨の空襲により、50人もの尊い命が失われるという惨禍もありましたが、それらを乗り越え、終戦の翌年、昭和21年には、地元の青年団が中心となり、次代を担う若者を激励しようと、全国に先駆けて成年式を行いました。これは、瞬く間に全国に広がり、2年後の昭和23年に「国民の祝日に関する法律」が改正され、成人の日が制定され、国民的な行事として定着したのであります。それ以来、蕨市は成年式発祥の地であることを誇りにまちづくりを進めてまいりました。

また、蕨で最初の学校である郷学校、今の北小学校は、来年、創立140周年を迎えますが、これは、埼玉県内で最も古い学校であります。ここにも、蕨を築いた先人たちが、まちづくり、人づくりにいかに熱心であったかを物語っています。

そして、昭和34年4月1日、蕨市は、埼玉県内で23番目となる市制を施行したのであります。当時の人口は約4万4千人でありました。それ以来、全国に先駆けてのコミュニティによるまちづくりの推進をはじめ、下水道など都市基盤の整備、学校や公民館などの教育施設の建設、更には、福祉や子育て支援の拡充など、その時々の時代の要請に応えてきました。

この間、高度経済成長、バブル経済とその崩壊、今日の人口減少社会へと、時代は大きく変遷してきましたが、これらの変化に対応しながら、たくさんの優れた人材を輩出し、素晴らしいまちづくりが進められてきた事は、ひとえに、多くの市民の皆さんが、郷土愛にあふれ、「自分達のまちは自分達で作り上げよう」という気概の下に、行政と市民が一体となったまちづくりが展開されてきたからに他なりません。

このように多くの先人達が築き上げてきた蕨市が、5年前の合併問題などの試練を乗り越え、自立した都市として、そして日本一小さい市・蕨市として、50周年の日を迎えることが出来たことは、大きな誇りであり、私は、市民の皆さんとともに喜び合いたいと思います。

私は、一昨年、蕨市の第6代市長に就任いたしましたが、その際、申し上げたことは、「蕨は一つ」の立場で、生まれ育った故郷蕨の発展と7万市民の幸せのために力を尽くしていきたい、ということでありましたが、市長就任以来、こうした蕨市民の素晴らし力、蕨の大きな可能性というものを実感してきました。

後ほど発表がありますが、このたび小学3年生の児童が、蕨の未来についての作文を寄せてくれました。この児童は、学校の運動会や地域のお祭りなどで、地域の人たちとふれあい、また、市長である私とも何度も顔を合わせる内に、蕨を身近に感じ、蕨の未来を考えるようになり、一生懸命、作文に書き綴ってくれたそうです。大変うれしく思うとともに、蕨の明るい未来を感じるものであります。

本日の記念式典では、今日まで、様々な分野で市政の進展に多大なるご貢献をいただいた皆様に、表彰状並びに感謝状を贈らせていただくことになっています。受賞された皆様には、心からのお祝いと感謝を申し上げる次第であります。

さて、こうして迎えた蕨市市制50周年について、私は、蕨の素晴らしさを市民の皆さんとともに再確認し、それを全国に発信し、蕨の飛躍の契機にしたい、そんな思いで記念事業を進めてまいりました。「歩みつづけて50年 蕨に笑顔 輝く未来」をキャッチフレーズに、「NHKラジオ体操」や「何でも鑑定団inわらび」など多くの市民の皆さんが参加し、楽しめる様々なイベントを開催した他、ひらがなの「わ」をモチーフに、蕨市民の交流や飛躍をイメージして作成された蕨市のシンボルマークの制定、子ども達が健やかな成長を宣言した「わらび子ども宣言」、マスコミでも大きく取り上げられ、蕨を全国に発信した「蕨書き順Tシャツ」の制作、次代を担う中学生が未来について力強く語った「中学生の主張in蕨」の開催など、多彩な事業を行ってきました。

各コミュニティ委員会では、地域総ぐるみの「防災訓練」や親子、地域の絆を大いに深めることが出来た「ハロウィンワールドinわらび」、そして、水田のない蕨で田んぼを復活させ、親子、地域で自然と触れ合う「田んぼの学校」など、地域の個性にあふれ、多くの市民の皆さんが参加する素晴らしい事業が展開されています。

また、蕨市から全国で活躍されている皆さんも、例えば、アナウンサーの小島奈津子さんやミュージシャン、アルフィーの高見沢俊彦さんなど、いつも、故郷蕨に思いを寄せ、ご協力していただいており、大変、嬉しく思っています。

50周年記念事業は、来年3月まで、更に多彩な事業が行われますので、ぜひ、ご参加いただければと思います。

ところで、今まさに大激動とも言える時代を迎えておりますが、紆余曲折はあっても、地方分権が着実に進むことは間違いないと思います。そして、いま申し上げたように、市民の皆さんが積極的にまちづくりに参加してきた蕨市は、地方分権時代のモデルとなるような大きな可能性があります。

私は、日本一小さな市・蕨で、安全で安心なまち、子育てしやすいまち、健康に暮らせるまち、賑わいのあるまち、そして、みんなで作り上げるまち、何よりも、行政と市民、そして、市民同士の心が通い合い、市民誰もが市政を身近に感じ、わがまちと実感できる、そんな日本一、あたたかいまちを創り上げていきたいと決意を新たにしています。市民の皆様には、どうか、市制施行50周年を機に、全国に誇れる蕨のまちづくりに、なお一層のお力添えをお願いする次第であります。

結びに、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、並びにご参会の皆様のご健勝とご多幸、蕨の限りない発展を心からご祈念申し上げ、蕨市市制施行50周年記念式典の式辞といたします。ありがとうございました。

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