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平成29年第5回蕨市議会定例会(市長報告)

最終更新日:2017年11月27日

平成29年第5回蕨市議会定例会


 本日ここに、平成29年第5回蕨市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には、公私とも大変お忙しい中、ご参集を賜り厚くお礼を申し上げます。

 さて、今定例会でご審議いただく案件は、条例案5件、補正予算案2件、契約案1件、その他1件の計9件であります。いずれも重要な案件でありますので、慎重なるご審議をいただき、ご議決くださいますようお願い申し上げます。

 それではここで、先の定例会から今日までの市政の取り組みや、当面する課題など7点につきまして、ご報告を申し上げ、議員各位をはじめ、市民の皆さんのご理解を賜りたいと思います。

 1点目は、平成29年度の市民意識調査がまとまりましたので、ご報告申し上げます。

 この調査は、市民の皆さんのまちづくりに対するご意見やご要望を把握し、市民と行政が一体となったまちづくりを進めるために毎年実施しているもので、市内在住の18歳以上の男女1,000人を対象に調査票をお送りし、 431人、率にして43.1%の方から回答をいただきました。

 それでは、主な内容についてご説明いたします。まず、毎年お聞きしている項目の内、「まちへの愛着」につきましては、「感じている」と答えた方の割合が68.7%と、7割近い結果となりました。また、「永住意識」については、これからも「住み続けたいと思う」と答えた方の割合が62.9%と、6割以上の方が、今後も蕨に住み続けたいと回答しています。
 次に、「まちづくり」についての考え方の内、「高齢期に大切なこと」をお聞きしたところ、「体力の増進や健康の保持」が昨年より1.5ポイント増の70.1%となったほか、「運動・スポーツを行う頻度」については、「週3日以上」と「週1日から2日程度」を合わせると、昨年より4.2ポイント増の50.4%と5割を超えるなど、市民の皆さんの健康に対する意識が高まっていることを確認することができました。

 続いて、今後の市政の重点施策に関する設問では、36項目について、「重要度」と「満足度」の両面からお聞きし、「重要度」では、1位が「防犯対策」、2位が「防災対策」3位が「消防・救急体制」で、昨年と同様、安全安心に関わる分野が上位を占め、「満足度」では、1位が「消防・救急体制」、2位が「子育て支援」3位が「防災対策」となりました。

 市では、これら調査結果を今後の市政運営の参考にして、引き続き、「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンに掲げるまちの将来像「安心とにぎわい みんなにあたたかい 日本一のコンパクトシティ蕨」の実現を目指し、各施策の充実を図ってまいりたいと考えております。

 2点目は、市庁舎の耐震化整備に向けた「蕨市庁舎耐震化整備基本方針案」がまとまりましたのでご報告申し上げます。

 市庁舎整備の基本的な在り方については、今年5月に市議会議員や学識経験者、公共的団体の代表、公募の市民13名で構成する「蕨市庁舎整備検討審議会」を設置し、耐震改修か建替えか、建替えの場合、場所をどことするかについて諮問をさせていただきました。
 この間、審議会で5回にわたり、大変活発な検討・審議をしていただき、10月11日に、林大樹会長から、「市庁舎の耐震化整備は建替えによって行うべきであり、建替えは現在地で行うことが最適である」との答申をいただいたところであります。
 この答申は、先の定例会において報告しました「蕨市役所庁舎耐震化整備方法に関する市民アンケート」結果の中で、現在地での建替えを望む市民が64.4%と最も高かったことと同様の内容であり、これらの結果などを踏まえて、「蕨市役所庁舎の耐震化は建替えにより行い、建設場所は現在地とする」ことを基本方針案といたしました。市では、この基本方針案について、今月24日から12月14日までの3週間の予定で実施しているパブリックコメントで、広く市民の皆さんからご意見を伺ったうえで、「蕨市庁舎耐震化整備基本方針」を決定してまいりたいと考えております。

 3点目は、錦町スポーツ広場の人工芝化等改修工事についてご報告申し上げます。

 スポーツやレクリエーション活動の場である錦町スポーツ広場の更なる環境の充実に向けて、7月より改修工事を進めております。
 整備内容は、市内のグラウンドでは初となる人工芝化で、天然芝に最も近いロングパイル人工芝を採用し、全天候型のグラウンドとするほか、夜間照明灯の新設やネット、トイレのリニューアルも行います。
 これらの整備により、少年サッカーやフットサル、グラウンドゴルフなどの大会や練習に適した環境となり、スポーツ振興と活気あるまちづくりにつながることが期待されています。
 工事は順調に進んでおり、完成は1月末を予定しています。その後、施設の完成を祝い、埼玉西武ライオンズの野球型スポーツイベントや、浦和レッズのサッカー教室、蕨市とふれあい交流協定を結ぶ群馬県片品村の皆さんを招いてのグラウンドゴルフ大会など、子どもから高齢者まで、誰もが楽しめるオープニングイベントを計画しています。
 なお、施設のリニューアルに伴い、使用料については、先の9月定例市議会でご議決いただいたとおり、市民の方が、グラウンドを全面利用する場合は、1時間4,000円、半面が2,000円、夜間照明が全面で1時間3,000円、半面で1,500円となっております。施設の予約は1月から市役所の窓口で行い、4月以降は、公共スポーツ施設予約システムでの受付を予定しています。

 4点目は、国民健康保険の広域化への対応についてご報告申し上げます。

 国民健康保険法等の改正により、これまで市町村単位で運営されてきた国民健康保険が、平成30年4月から、都道府県が財政運営の主体となって市町村と共に運営する、いわゆる広域化が図られることとなり、昨年12月には、埼玉県が広域化による第1回目の市町村ごとの納付金・標準保険税率の試算を示し、標準保険税率を適用した場合、蕨の保険税は約1.77倍になるとの試算が出されました。
 国民健康保険、いわゆる国保は、高齢者の加入が多いなど、財政的に厳しい構造であり、私は広域化では、国保の財政問題は解決できず、国による財政負担の更なる拡充が欠かせないとの立場を繰り返し申し上げてまいりましたが、法改正によって国保の広域化が実施の段階を迎えるなかで、市民の健康を保持する国保の意義や市民の暮らしを支える自治体の責務を基本としつつ、広域化される制度の趣旨や市財政への影響などを踏まえ、保険税率の見直しも含めた対応を検討することを、3月市議会の施政方針で表明いたしました。
 その後、埼玉県が試算した納付金・標準保険税率は、3月と9月にも公表され、試算の精度が高まっていく中で、慎重に保険税率の検討を重ねてまいりましたが、今月に入り、平成30年度の仮算定納付金、標準保険税率が示され、市の財政負担が想定より減少する見込みとなったことや、広域化による国保財政への影響については、依然として不確定要素が多いことから、現時点では、保険税率の見直しを見送る判断をいたしました。
 今後は、広域化後の財政状況を踏まえた上で、改めて検討していきたいと考えております。

 5点目は、障害のある方を対象とした生活介護事業の運営事業者候補の選定について、ご報告申し上げます。

 生活介護事業は、主に昼間において入浴や排せつ、食事の介護など、日常生活上の支援を行う事業であり、昨年、市内2か所目となる生活介護事業所を、交流プラザさくら内の旧南町デイサービスセンターの施設を利用し、整備することとしましたが、開設前に運営事業者が辞退したことから、今年、改めて運営事業者の公募を行いました。
 公募は8月から10月に実施し、その結果、定員20名の生活介護事業と相談支援事業を実施する提案を行った特定非営利活動法人「繭」を運営事業者候補として選定いたしました。今後はこの事業者と具体的に協議を行い、協定を締結した後、来年4月の事業開始に向け、事業所の指定手続等を含む必要な準備を進めてまいります。
 引き続き、障害のある方々が地域で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。

 6点目は、待機児童の解消に向けた3園の小規模保育園の増設についてご報告申し上げます。

 小規模保育園は0歳から2歳の子どもを19人までの少人数で、家庭的な雰囲気のもと、きめ細やかな保育を行う施設であり、認可保育園とともに保育の受け皿として重要な役割を果たしています。
 市ではこれまでに、民間認可保育園8園を開設するとともに、小規模保育園8園を家庭保育室から移行し、定員の拡大を図ってまいりましたが、その後も保育園を希望する方が増え続けていることから、特に待機児童が多い低年齢児の定員を増やすため、7月に小規模保育園の開設事業者の公募を行いました。
 選定の結果、いずれも仮称となりますが、塚越1丁目に「サンロード保育園」、錦町6丁目に「つかさ保育園蕨市わらび第2園」、北町1丁目に「キッズフィールドわらび園」の3園が、来年4月に開設されることとなりました。3園を合わせた定員は、53人で、待機児童の解消に向けた更なる前進が期待されています。
 今後は、4月の開園に向けて、整備費に対する補助などの必要な支援を行ってまいります。

 7点目は、蕨市民音楽祭についてご報告申し上げます。

 第3回目を迎えた蕨市民音楽祭は、前夜祭を含め11月11日と12日に開催されました。
 今年の蕨市民音楽祭は、まちじゅうに音楽があふれ、まちのにぎわいにつなげていくことを目的とし、プロの音楽家や音楽活動をされている市民の皆さんをはじめ、多くの皆さんのご協力をいただきながら、蕨駅西口駅前広場や文化ホールくるる、市役所駐車場、店舗など、13か所を会場に、合わせて400人の出演者による18ステージのコンサートが行われました。
 南米の民族楽器であるアルパと津軽三味線の素晴らしい競演となった前夜祭に続き、オープニングイベントでは、蕨駅西口駅前広場において、迫力あるジャズオーケストラの演奏が響き渡り、音の架け橋と題したスペシャルコンサートでは市内の3中学校や蕨高校の吹奏楽部・音楽部をはじめ、市内の音楽団体の皆さんによる吹奏楽の合同演奏や、全員合唱が行われました。このほか、本格的なクラシック演奏や歌、バンド演奏による軽音楽、ポップスなど、各会場でさまざまなジャンルの音楽が演奏され、どの会場も大変盛況で、合わせて5,000人を超える方々に、蕨の音楽を楽しんでいただきました。
 そして、市民音楽祭のフィナーレは、市内在住で、世界的なアルトサックス奏者の坂田明さんと蕨市PR大使で左手のピアニストの智内威雄さんが、天才絵師・河鍋暁斎が描いたイソップ物語の挿絵をモチーフに新たに書き下ろされた楽曲を演奏するという、正に蕨でしか聴けない究極のコラボレーションとなり、会場は大いに盛り上がりました。
 今後も、音楽が豊かな蕨の魅力を更に活かしながら、わらび音楽によるまちづくり「わら音」を進めてまいります。

 以上、簡単ではありますが、平成29年第5回蕨市議会定例会における市長報告といたします。

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